33:キエるマキュウWHATSMAN@NNN先日、AUがJAPANESE HIPHOPをあげたので、 俺もちょっと書くしかねえっ。 俺的には95年ころに、 JAPANESE HIPHOP シーンに やられちまった(@ON9)んだが、 その後、例のサンピンでその勢いは加速(@俺の中)。 ってことで、当時は 「日本語のRAPが入っとる」(@当時の俺胸中) ってだけで、 今、思えば分けわからんのも結構買っていた。 つうか、俺ら以外も熱くなってんやろう、 とにかくレコがすぐなくなる。 「証言」とかは、即売り切れ。 AUとかSRは意地の真ん中が青いタイプ(@証言)だが、 そのとき買い逃した俺のは赤いタイプ。 青か赤かで、AUなどはクソ威張るSKILL。 なんなんか、って話よ。 クソどうでもいい。 この当時の日本のレコは AUも書いているが とんでもないのが結構ある。 以前、ルー宅かYURA宅かで見つけたと思うが、 「サカナになれっ」 とか言う曲。 クソ恐ろしい。 なんで魚にならんといかんのか、 まったく意味が分からん。 魚ゴッコ(@ボガンボス)の RAPバージョンっていわれとる。 話を戻そう。 その和物に対する無駄な勢いが そんな持つわけもねえ。 1~2年で、冷静さをさらりと取り戻した。 97年頃には、その熱は完全に冷めており、 すでにWACKなものには目もむけん状態。 つうか、この頃はRAWKUSとか、 あの辺が熱くなっていたため、 目はそっちに行くしかねえ状態。 そっから、数年はあんまり和物を きいてなかったかもしれん。 今思えば、おかしな話かもしれんけど、 飽和状態ってイメージがあった。 とはいえ、たまには聞く。 つうか口コミや現場とかで耳に入ってくる。 で、そのころ 「オオオオオッ」(@俺脳内) とうならせてくるブツがあった。 それが、 AUがあげたNIPPSのソロや、 今日俺が上げるこのブツだ。 トリックアート@キエるマキュウ 98年に出たシングル「ナンジャイ」。 ジャケがクソすげえ。 POISON(@G-RAP)漫☆画太郎先生REMIX って感じのぶっ飛んだジャケ。 内容もよかった。 裏が、「イケニエ」やったな、確か。 でその後、2000年にアルバムがでた。 それがこのトリックアート。 1.MI-3 2.抜け忍 3.第三ノ忍者 4.アクマのフォーク 5.土曜日の実験室 6.ALL NIGHT LONG 7.ナンジャイ 8.サイコキャンディ 9.ナゼナラ 10.FIGHT BACK 11.バットウカスミ斬り 12.イケニエ ●キエるマキュウ ブッダブランドのCQと DJ MAKI THE MAGIC(以下マキ)の まじで異色としか言いようがないユニット。 しかもCQがRAPして、 マキがビートを作るんか? と思いきや、 いかれた2本マイク(@ブッダ)。 マキは音もつくっとるが、 CQと五分でRAPをしとる。 当然、CQのRAPはクソ圧巻なのだが、 あせったのはマキのRAP。 一聴したときは、 フローもクソもありゃしねえ(@イルマリアッチ)、 ってかんじで、 滅茶苦茶やねえかっ@俺胸中 とも思ったが、 病み付きになるタイプ。 RAPがうまいかって言えば 決してそんなことはないが、 なんといっても、 この人のすげえのはリリック。 ぶっとんどる。 まあ、好き嫌いが分かれるかもしれんが、 俺的にはありよ。 つうか 言わずもがなで、CQはいつものCQ節。 とにかくクソかっこいい。 結構押さえぎみの渋い声から、 クソぶっ飛んだ世界を出してくる。 クソILLやな、CQは。 そりゃ、RAPの中心はCQよ。 つうか、この人らの言語感覚って まじでクソ恐ろしいとしかいいようがない。 そんで音。これが相当渋い。 音もRAPも完全に 「大人のHIPHOP」(@AU) と言っていい。 余裕がなせる技やろう。 つうか、このアルバム。 俺がまず好きになったのが、 「土曜日の実験室 feat 宇多丸師匠」 この曲のSHIROがいい。 クソバカなことをクソ言うノリ。 だが、それがいい(@前田慶二郎時益) 「ねえ、ちゃんと風呂はいってるかい」 「パンツカンダコトアル」 とかそういうの。 まさしく 「なにそれっ」 ってところ。 ほかには、 「だからさ、押し付けは断固断る」 ってラインはクソ好き。 これも大人のHIPHOPやろうな。 で、マキのバースもすげえ。 パンチラインボコボコにある。 「ちくわの穴 つまりふし穴」 「近すぎて見えないものもある」 とか。 この12インチは焦って買った@当時の俺。 「ワタさんも言ってる マチガイナイです」 ってことだ。 つうか、ここを擦ってくれ>DJエース それから、 「第三の忍者」feat DABO 俺はこれで始めてDABOを聞いた。 この曲のDABOは渋い。 「こいつはすげえな」@胸中 と思ってたら、今の大BREAK。 俺的には、最近のよりも このころのDABOが好きやね。 また、GORE-TEXが参加しとる 「FIGHT BACK」。 この曲の勢いがすげえ。 川口浩のテーマで上がるしかねえ。 すげえバトルライムの応酬。 が、このアルバムのハイライトは ま、なんつったって(@大橋巨泉) 「ナゼナラ」 やろう。 音、詩ともいい。 「死を迎える準備 WANNA BE遺伝子残す記念日 黒いヴァ×× いやヴァイナルに残す 俺の生死甘く苦い夏の思ひ」 「会ったら5分で大人の関係」 とか、いろいろ言う。 とにかくアルバム通していける。 「その年の裏ベスト」 のような言い方をされとった。 つうか、その後の 「マネーメリーゴーランド」 「失恋ヘビー級」 ってアルバムも間違いない。 マキのRAPが成長していくのがわかる。 聞きやすくはなった。 俺的には、 マネーメリーゴーランドの方が好きかもしれん。 DO THE HANDSOME@メリーゴーランド とか普通に好きですけど、なにか問題でも? まずは、 渋い音とCQのRAPを中心に聞いてもいだろう。 にしても、 最近、俺も昔の和物を聞く。 結構ええのもあるね。 今日、はこんなもんよ。 適当に終わり。 ピース。 ジャンル別一覧
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